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鹿児島県知覧飛行場は神風特攻隊の最前線基地として普く周知の事実である。ところが、知覧飛行場を飛び立った神風特攻隊のほとんどが「徳之島飛行場に立ち寄り、燃料補給、エンジンの整備を終えて、翌朝未明に沖縄へ飛び立っている。 祖国皇軍の花として散りし若き空鷲の英霊を鎮魂した「特攻・平和慰霊塔」が旧飛行場跡の滑走路北端に静に立ってる。 これら特攻兵士はもちろんのこと、それを支えて空爆の弾痕修理に犠牲を払った守備隊やそれを更に支えた島民の塗炭のご苦労は絶対に風化させてはならない。 生き抜くことが難しかった時代、命さえ自分の物ではなかった時代、その現実を現代に投げかける思いを込めた戦中、戦後の物語である。
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